成績は短期間では上がらない

勉強法

今回は成績を上げるには短期間では難しいというお話を!残念ながら、成績は簡単には上がりません。淡々と時間をかけて勉強を続けることで、学力は上がっていくのです。

「すぐに成績の上がる奇跡の○○勉強法」など、世の中にはちょっと勉強法を変えるだけで劇的に、短期間で成績が上がるというフレーズであふれています。

確かに正しい勉強法は存在します。しかしすぐに成績が上がるということに関しては賛成しかねます。

学力・成績を上げるには、長期間にわたって勉強し続けなければなりません。今回はそのメカニズムについてお話しさせていただきます。

 

短期間の勉強では真の学力にはつながらない!

「定期テストの勉強は最低でも2週間前から始めよう!」と毎回生徒に伝えます。

定期テストの範囲は学校の学習の2~3ヶ月程度の量しか出ません。そのくらいの短い範囲であれば、2週間という短い勉強で十分対策することができます。

ですがそれはあくまで定期テストの点数を上げるという目的が主です。

定期テストの点数は良いが、実力テストや模擬試験になると、さほど成績が出ないという生徒さんがいるかと思います。自分も学生時代そうでした。

実力テストや模擬テストは試験範囲がとても長いです。いわば自分の真の実力が試されるテストなのです。当然、入試のテストに近いのは、これらのテストになります。

生徒は成績に関して、以下の4つのタイプに区分されます。

①定期テストも模擬テストも成績の良い生徒
②模擬テストの成績は良いが、定期テストは良くない生徒
③定期テストの成績は良いが、模擬テストは良くない生徒
④定期テストも模擬テストも成績の良くない生徒

①のタイプは申し分ありません。②のタイプは定期テストの勉強をサボりがちな傾向が見られます。定期テスト対策をきちんと行えばいいだけの話なので、しっかり頑張りましょう。

問題は③のタイプ。こういった生徒は、学校のワークをただ覚えるのみ、出題される問題の解き方をただ暗記するだけなど、その場しのぎの勉強で終わってしまう傾向があります。つまり学習内容の本質を理解しないままになっているわけです。

学校の授業もきちんと受け、学習内容の本質を理解し、テストがあろうがなかろうがコツコツ勉強を進めていくことが、真の学力の向上へとつながっていきます。そうすればどんな問題が出題されても、正しく解くことができます。

ちなみに④のタイプの生徒さんは、少ない時間でもいいので、まず毎日やるべき勉強を決めて実践していきましょう。定期テストではいくつかの教科に絞って対策してみるのも良いかもしれません。成績が出れば、成功体験になり、勉強へのモチベーションが上がっていきます。

 

長期間で成績は上がっていくという理由

英語を例にとって考えてみましょう。

英語の模擬試験や入試問題は長文・英作文問題がメインです。

1ヶ月かけて毎日単語を覚えました。それだけで入試問題は解けません。文法を勉強しないと、単語の配置が全く分からず、文も書けなければ読むこともできません。

1ヶ月で文法を一通り勉強しました。しかし文法は1回通して勉強しただけでは、なかなか定着できません。おまけに単語も覚えていないと問題は解けません。

英語は単語・連語を完璧に覚え、文法を何回も繰り返してルールを完全マスターすることで、初めて成績が上がっていきます。

そのためには短期間では到底難しいといえるでしょう。

つまり大切なことは長い時間をかけて、淡々と勉強を続けていくことなのです。英語に限らず、他の教科でも同じことがいえます。

しかし勉強してもなかなか成績が上がらないと言って、途中で投げ出してしまう生徒が多いのが事実です。非常にもったいないことだと思います。

成績が上がる・上がらないと一喜一憂せず、とにかく淡々と勉強をし続けることが大切になってきます。つまりは忍耐力の勝負です。我慢して日々の勉強を続けていく、そうすればいつか成績がぐんと伸びるはずです。

ちなみに英語の成績を上げるのにかかる時間は約半年といわれています。5月から始めるとすると、成績が上がるのは11月。志望校も本格的に決定しなければならない時期です。そう考えると焦ってきませんか?

 

まとめ

成績を上げるためには、長い時間が必要です。「まだ入試まで時間があるからいいや」と勉強を先延ばしにしていると、成績を上げるための時間がなくなってしまいます。早期に始めることが重要です。勉強しても成績が上がらず、辛い時期が訪れるかもしれませんが、そこは忍耐力を持ち、諦めずに取り組みましょう!きっと明るい未来が開けるはずです!!