今日から数回にわたって塾選びで大切なポイントについてお話ししていきたいと思います。今回は塾を選ぶポイントについてお話ししていきます。
※以前書きました記事
も併せてご覧ください!
電話対応の雰囲気
まず最初に通塾を検討している塾に、問い合わせの電話をすることが多いかと思います。
実は、その際の電話対応でいろいろと分かることがあります。
それは、丁寧に説明できているか。
問い合わせ者の聞きたいことに対して、懇切丁寧に説明できているか。
さすがに相手に不快に感じさせるような説明をする塾はあまりないと思います。
ですが例えば費用について聞いてみると、
「それに関してはこちらにお越しいただいたときにご説明いたします」
と返答されることがよくあります。
これは「新規問い合わせ者に一度塾に来てもらおう」という、塾側の意図があるんですね。
来塾してもらった方が入塾率が上がるというデータがあります。
私は電話でも答えられることは全て答えたいと思っていますし、そうすべきだと思っています。
仕事で忙しい、なかなか塾に行けない、そんなご家庭もあるかと思うんですよね。
そんな方に知りたい情報を教えないというのは、極端なことを言うと冷たい対応のように感じます。
塾の情報をありのまま全て答えなくても良いですが、必要なことはしっかり答えてくれる塾の方が良心的です。
どんな電話対応をされたか、ぜひ気にしてみてください。
塾のホームページをチェックする
ぜひ塾のホームページをチェックしてみてください。
どんな塾なのか、雰囲気がつかめると思います。
どんなコースがあるのか、具体的な合格実績など、どんなところに重きを置いているかも分かります。
ここで大事なチェックポイントについて。
更新していない、情報が古いままなど、最新の情報になっていないのはNGです。
例えて言うなら、掃除もせず、掲示物も古いままの教室と同じです。
・今年度の合格実績になっているか
・最新の情報になっているか(もう2学期なのに、1学期のお知らせのままになっているなど) ・ブログがあれば定期的に更新されているか |
こんなところをチェックしてみていただけると良いかと思います。
生徒の授業時間でも電話受付時間になっている
なかなか気づきませんが、とても大事なポイントです。
例えば受付時間が14:00~21:00となっている場合。
塾にもよりますが、大体夕方17時から夜21時or22時までは授業の時間です。
つまりその時間に問い合わせをして電話に出た者は、授業中である可能性が高いんですね。
大手の塾であれば事務員がいて、電話対応している可能性もあります。
しかし私の経験上、たいていの塾は事務員を置いていません。
つまり授業中の講師が電話に出て、受付をしてしまっているのです。
私が以前勤めていた塾では、授業にもかかわらず講師が電話対応を平気でするということが日常茶飯事でした。
自分の子どもが授業を受けているのに、先生は新規問い合わせの対応で10分も20分も授業が中断されていたら、どんな思いになるかは言うまでもありませんね。
極論、「この塾は今いる生徒を大切にしているのではなく、新しい生徒の獲得ばかりに力を入れている」ということになってしまいます。
逆に「今授業中ですので、改めてこちらからお電話いたします」と返された方が「この塾は授業を大事にしている」・「目の前の子どもたちのことを大切にしている」と考えられます。
また問い合わせの受付時間が13:00~17:00という塾を見ると、非常に好感を覚えます。
例えば受付時間が14:00~21:00になっていても、「17:00~21:00まで授業中ですので、メールでの問い合わせでお願いいたします」などと注意書きがある塾もあります。
受付時間を見るだけでこんなことも分かるんですね。ぜひ参考にしてみてください。
※今はいろいろなスタイルの塾がありますので、一概には言えません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
多くの塾が存在する中で、選ぶときの最初はかなり重要です。
塾に勤めている人間ならではのポイントを紹介させていただいたつもりです。
ぜひ参考にしてみてください!