塾選びで大切なポイント ~体験授業後の塾の対応について3選~

学習塾

塾選びの大切なポイントもいよいよ最終回になりました。

今回は体験授業後にする学習塾の対応についてお話ししていきます。

学習塾の内情を踏まえた上での対応についてもご紹介していきます。

 

体験授業後に学習塾はどんな対応をしてくるのか?

今までの記事でもお話ししたとおり、体験授業は学習塾にとってかなり重要なものになってきます。

入塾してくれれば塾生が1人増えるわけですから。

ですので体験生を獲得しようとあの手この手で攻めてきます。

こんな対応をされたらNGと思った方が良い、という点をいくつかご紹介します。

 

しつこく電話してくる

体験授業後に「お子様はこんな様子でした」、「ここができていて、ここができていませんでした」など、授業の様子について保護者に報告をする、このくらいでしたら自然な対応と考えられます。

ですが塾によっては「ご入塾はいかがですか?」と、しつこく電話してくることもたびたびあります。

これはその教室の責任者というよりは、塾の経営者の意向が強いかと思います。

「体験生は絶対入塾させろ!」、「入塾するまで何度も連絡を入れろ!」など、経営陣の強い圧力により、現場(教室)はとてつもないプレッシャーを感じることになります。

その結果、しつこい電話につながってしまうようなケースです。

前の記事でもご紹介しましたが、塾の先生って、教育関係ではなく全く畑違いの業種から転職されてきた方が多いです。

ですので極論、生徒=商品、のように考えている経営者、講師も多くいると思います(残念ながらそういった方がいるのは事実です)。

そういった塾は営業重視で、「質の高い授業」、「成績が上がる授業」は期待できないと考えてよいです。

 

購買心をあおるようなトーク

「今、キャンペーン中ですので、入塾されると授業料が無料です」、「座席があとわずかしかありませんので、早めの入塾をオススメします」など、購買心をあおるトークをしてきます。

そういった塾は、営業上手ではありますが、中身(授業や進路指導など)の充実度は低い可能性があります。

学習塾のキャンペーンって、実は年がら年中やっていますので、お得に入塾できるタイミングはたくさんあります。

そもそも座席があとわずかしかないのであれば、体験生を受け入れることすらできないはずです。

「ぜひ入塾してください。」より「うちの塾は厳しいですよ。入塾されるならよくお考えください。」の方が、しっかり面倒を見てくれる塾の可能性が高いかもしれません。

 

「いろいろできます」には要注意!

「生徒1人ひとりに対して、最適な学習プランをご提示します」、「質問対応はいつでもできます」、「自習対応も万全です」など、お子様のためにいろいろできますと言ってくる塾には要注意です。

結論から申し上げますと、塾の先生は普段授業をしている中で、そんなに多くのことはできません。

最初だけ、こんなにたくさんのことができますよ、と期待させておいて、いざ入塾したら全然対応してもらえなかったなんてことは多々あります。

もちろん生徒1人ひとりに対して、細かく指導できている塾もあります。

ですが他に多くの生徒を抱えている塾では、細かいところまで完璧に面倒を見るのは現実難しいです。

塾にお願いすること、生徒が自分でできること、ご家庭でバックアップできることの役割分担をきちんと提示してくれる塾が理想的といえます。

 

最後に

全4回にわたって塾選びのポイントについてお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。

大切なお子様を預ける学習塾です。

費用も決して安いものではありません。

この塾であればしっかり勉強に取り組めそう!という学習塾に出会えることをお祈りしています。

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