休校期間中に勉強して欲しいこと

勉強法

休校期間がもうすぐ2ヶ月になろうとしています。この約2ヶ月間、勉強は十分できたかどうか振り返ってみてください。あまりできてなかったなという生徒さんは、ぜひこの記事を読んで、勉強を始めてほしいと思います。思い立ったが吉日ですよ!

 

コロナウイルスの影響で、現在学校は休校措置をとられています。

緊急事態宣言は5月6日に解除の予定とはなっていますが、専門家の見方では解除は0%、最低でも5月末日までは継続するというニュースを見ました。

そうなると休校措置も延期、子どもたちはますます勉強から遠ざかってしまいます。

3ヶ月も学校に行けないという状況では、子どもたちの学力低下はまず避けられないでしょう。

オンライン授業等で、今できる授業を学校や学習塾は講じています。スタディサプリなどの通信教育も幅をきかせています。

学校がなくても、「今できる勉強」は無数に存在します。ぜひ積極的に参加して、勉強の機会を増やしていきましょう。

もちろん自宅で勉強することも大切。今こそ自立した学習ができるチャンスです。そこで今回はこの時期だからこそ実践していただきたい勉強について、優先順位が高い順に4つお話ししたいと思います。

 

学校からの宿題

ほとんどの学校から休校期間中の宿題が出ていると思います。当たり前ですが必ず終わらせて提出してください。

 

 

提出できなければ内申点に大きく影響します。今回の場合、部活もなければ練習試合などもない。すなわち時間はたくさんあるわけです。その中で宿題ができなかったとなると、家で全く勉強していなかったと見なされ、内心点は大きく下がるでしょう。

また宿題を早めに終わらせ、その後全く勉強しないのも良くありません。

そもそも宿題の意義を理解して欲しいです。一言で言うと、学力向上のためです。そのためには日々の習慣的な学習が必要です。早く終わらせたら自分で必要な勉強に取り組みましょう。むしろそれができるかどうかが重要です。

学校の予習

ほとんどの学習塾ではオンライン授業などを活用し、授業時間をしっかり確保していると思います。そこで何を学習しているのでしょうか?

 

多くの学習塾では、学校の予習をしているかと思います。私の塾でも基本的には予習事項が中心です。本来ならば学校で勉強しているであろう単元を学習しています。

学校が再開されたとき、先生がどのように進めていくのか、今回のケースだと全く予想できません。もしかしたらものすごいスピードで進めていくかもしれません。何があってもいいように、今のうちから予習してもらっています。

普段自分だけで勉強している生徒さんは、先取り学習を意識しましょう。教科書を読んで問題を解いていけば、ある程度は理解できるはずです。

もし分からないことが多すぎて1人で進めることができなければ、学習塾に通うか通信教育を申し込むか、早めの対処をオススメします。

 

暗記学習

特に中学生・高校生は、「英単語の暗記」をオススメしたいと思います。英語の成績向上を考えたとき、単語力は必要不可欠です

 

私の場合、1ヶ月の間、他の教科を犠牲にして、英単語のみ、ひたすら勉強していました。その甲斐あってか、語彙力にかなりの自信を得ることができました。

高校受験にしろ大学受験にしろ、英語が思うように得点できない原因は、単語力にあるケースが多いです。

このまとまった時間がある期間は、語彙力向上の絶好のチャンスです。ぜひ英単語の暗記を実践してもらいたいです。

 

苦手単元の復習

さらに余裕がある生徒は、苦手単元の復習を行いましょう。

今まで受けた学校の定期テストや、塾などの月例テスト等の成績表を見直し、得点が低い単元を洗い出します。

数学なら方程式の応用、一次関数、空間図形など。英語なら不定詞、動名詞、比較など。

1単元でも良いです。復習しておくと、今後の学習につながります。まずは覚えておくべき基本事項をおさらいし、問題を解いて理解を深めていくと良いです。

 

まとめ

休校期間が2ヶ月になろうとしていますが、今からでも遅くはありません。勉強を始めましょう。

学校の進度や、今年度の入試など、今後は分からないことだらけです。ですが、今自分でできることを地道にこなしていけば、何があっても対応できるはずです。

今の努力は必ず未来につながります。頑張って取り組んでいきましょう!