こんな塾に通ってはいけない!重要ポイント4選。

学習塾

「自分の通っている塾はどうなんだろう?」と振り返って考えてみる生徒さんって、意外と少ないのではないでしょうか。貴重な時間を費やして通っている塾、自分にとってどんな存在なのか、考えてみて欲しいです。

今回はこんな塾なら通わない方が良いというポイントをお伝えしていけたらなと思います。かなりネガティブな内容になるかもしれませんが、ご容赦ください。自分の経験もしっかり書きたいと思います。ぜひお役立てください!

自分の通っている塾に興味を持とう!

まずお話ししたいのは、通塾している塾について、興味を持って欲しいということです。

「成績を上げたい!」「苦手な教科をなくしたい!」「分からないことを解決したい!」など、高い志の元、通塾をしている生徒であれば大丈夫です。もし教わっている先生の授業が分からない、相性が良くないなどあれば、塾を変えようかなと考えるはずだからです。

ですが「親から無理矢理通わされている」、「みんな通塾しているからとりあえず…」、「仲の良い子が通っているから」など、主体的に通っていない生徒は、そもそもどこの塾でも良いと考えている傾向があります。

せっかく貴重な時間を費やして、通塾しているわけです。自分の通っている塾について、ぜひ振り返ってみましょう。

先生や授業、塾のスタイル(集団・個別など)にフォーカスを当てましょう。

これからお話ししていくポイントは、どこの学習塾においても存在するところになります。

当てはまる部分がありましたら、ぜひもう一度考え直してみる価値ありです。

 

こんな塾は通ってはいけない。ポイント4選!

先生が疲れている塾

「忙しくて今日寝ていないんだよね」、「最近、休みがなくってね~」なんて先生から愚痴っぽい発言をされたことってありませんか。

塾の先生って結構大変なんです。具体的にいうと…。

①授業の準備
②チラシ作成(新聞広告、手配り用など)
③チラシ配り(校門の前で配る、家のポストに入れるなど)
④説明会の準備(外部生向き・内部生向き)
⑤販促会議(どうやって生徒を増やそうか…)
⑥保護者面談・準備(進路面談・講習の授業をとってもらうなど)

などです。①であれば何の問題もありません。むしろ塾として当然です。

基本的に塾の先生は教えることに情熱を燃やしているわけですから、授業の準備で例え疲れていても生徒に愚痴なんて言いません。

問題は他の仕事。塾の売り上げをアップさせようとか、生徒数を増やそうだとか、外向きの仕事がかなり多く、時間をかけている塾が存在します。

外向きの仕事って通塾している生徒にとって、ほとんどメリットがありません。ですが外向きの仕事ばかりしている学習塾って実に多いです。

私もそんな外向きばかり考えている塾に勤めていたことがあります。新聞広告をつくったり、校門配布やポスティングをしたり、外部性に向けての説明会をしたり…。

そんな仕事ばかりしていると、内部の塾生に目が行きにくくなります。学習塾にとって重要視しなければならないことは、ズバリ授業です!その授業の準備もせずに、ぶっつけ本番で授業に向かうこともしばしばありました。私だけでなく、他の先生たちも同じような状態でした。そんなことでは生徒に質の高い授業などできるはずがありません(なのでその塾は退職しました)。

疲労困憊の中、授業されても生徒たちは困ります。いったい誰が大切なのか、多くの学習塾が見失ってしまっているような気がしてなりません。

もしそんな疲労感が出てしまっている先生が多い塾であれば、通塾を再考しましょう。いつも元気で前向きな先生が多い塾は、生徒たちのことを一生懸命に考えてくれているケースが多いです。

 

しつこい塾

「今月で休塾・退塾します」、「夏期講習はお休みします」など、塾の経営において不利益なことを生じると、生徒・保護者に対して非常にしつこくなる塾があります。

今まで1つの電話もしてこなかったのに、「休塾・退塾しないように」、「講習を休ませないように」と毎日のように電話してくるようになります。

面談をすれば塾側の提案をイエスと言うまで長時間説得してきます。

「毎回課題を出します」、「授業以外に補習をします」など、いわゆる“引き留め”のための策も講じてきます。

これは入塾前でもあります。塾に問い合わせをした生徒や体験授業を受けた生徒に対して、しつこく電話をし、入塾までこぎ着けようとします。

入塾においても退塾においても目標数値を設定している塾があります。「今月は○名塾生を増やし、○名まで退塾をおさえる!」など。その目標達成が何よりも大事であると考えている塾は、塾生のことを親身に考えていないケースが多々あります。

あれだけしつこく電話してきたのに、入塾した後、退塾が止まった後はピタッと電話がなくなる、このような塾は残念ながらたくさん存在しています。

あまりにしつこい対応されたらハッキリと断り、その塾との関係は断ちましょう。

 

約束を守れない塾

面談をしたときに、「毎回補習します」、「毎回課題を出します」など、何か約束事を決めたなんてことがあるかと思います。

最初はやってくれたのに、時間がたつにつれやらなくなってしまった。このような話はよくあります。

当たり前のことですが、約束事で大切なのは、最後まできちんと果たすこと。最初だけ熱心ではダメってことです。

約束事を忘れてしまうのは、その生徒のことを忘れてしまうことと同じです。つまりは生徒のことを考えていないことにつながってしまいます。そんな塾に大切な生徒を預けるのは、保護者にとって不安でたまらないかと思います。

先生も人間ですから忘れてしまいます。ですので1回は大目に見てあげても良いかもしれません。しかしそれでも約束を守ってくれないようであれば、残念ながらその先生は生徒以外のことを重視しています。

 

学生アルバイト講師の多い塾

学生などのアルバイト講師を多く採用している塾があります。

教えるのが楽しい、将来学校の先生になりたいなど、志の高い大学生がいるのも事実です。

ですが「完全にアルバイト感覚」で教えている学生が多いのも事実です。

テキストをただ解いているだけ、生徒が分からないのに時間が来ればあっさりと授業終了してしまうなど。

生徒からすれば学生は「お兄さん、お姉さん」感覚で過剰な親しみを覚えます。

学生も生徒に甘くなってしまいますから、完全に「友達関係」になってしまいます。これでは肝心の学習指導・生徒指導ができるはずがありません

学生アルバイト講師だけでなく、専任講師、社会人講師も多く在籍している塾であれば良いと思います。

講師陣のバラエティーにも富んでいますし、いろいろな情報も交わされるので、教室スタッフがより活気に満ちてくると考えられます。

学生が悪いわけでは決してありません。ですが学生と遊び感覚で塾を考えている場合がありますので、ぜひ気をつけてください。

 

まとめ

貴重な時間を費やして塾に通っている、まずこのことを考えて欲しいです。

自分に合っている、授業がわかりやすい、など自分にとってプラスであれば問題ありません。

ですが、今あげたような塾は、必ず存在します。

私も学生アルバイト時代を含め、いろいろな学習塾に勤めてきましたが、塾の内情を知ると、「えっ、こんな塾があるの?」と驚きを隠せない学習塾がありました。

授業のことを一生懸命考え、生徒たちの成績を第一に考えている学習塾は必ず存在します。そういった「良塾」と出会えるように、様々な情報をキャッチしていきましょう。

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