効果的な勉強法について5つのポイント ~超基礎編~

勉強法

勉強してもなかなか成績が伸びない…今回の記事はそんな悩みに対して参考になる内容です。とは言っても、特別な方法ではありません。勉強方法にも必ず押さえてもらいたい基本があります。自分の勉強を振り返っていただき、きちんとできているか確認してみてください。

 

覚えたことは、時間を空けずに復習する!

暗記が苦手だという生徒がたくさんいます。

しかしどうやって暗記しているか聞くと、あまり効果的でない覚え方をしている生徒が多いです。

300個の英単語を覚えるとき、どうしますか。

例えば1日50個ずつを6日間かけて覚えるとします。

しかし6日後になったときのことを想像してみてください。

6日前、すなわち初日に覚えた単語は覚えていますか。おそらくほとんど覚えていないでしょう。

私なら1日100個覚えて、次の日は前日にやった単語を覚え直してから新たに50個覚えなさい、と伝えます。

暗記したものは、なるべく時間を空けずに復習することが効果的です。

復習しながら少しずつ新しいことを覚えていく。スピード感がないかもしれませんが、この方が何度も復習できますし、暗記したことを忘れにくくする効果もあります。

 

理解したことは必ず問題を解いて確認する!

例えば連立方程式の解き方を参考書を読んで理解したとします。その後どんな勉強をすればよいでしょうか。

まさか次の単元に進むことはしないでしょう。問題練習をするはずです。

内容を理解したら問題練習をする、効果的な学習の鉄則です。

社会など暗記科目は、暗記したらそれで終わりにしてしまいがちです。

実際に問題を解きましょう。参考書等で理解できたはずのことが、問題になるとできなくなってしまうケースがよくあります。

これは日本語が文章が変わったり、違った視点から問題にされると解けなくなってしまうケースです。

問題集から参考書や教科書では出会えない新たな知識を得られる可能性もあります。

いろいろな問題を解くことで、内容の理解を深めることを忘れず実践してください。

 

問題集には答えを書き込まない!

これは単純に、何度も問題を解くことができるからです。

勉強が嫌いな生徒は、ノートに答えを書くのをめんどくさがります。

問題集に書いてよいのは、間違ってしまった問題にチェックを入れることだけ。

チェックがなくなるまで、繰り返し問題を解きましょう。

分からない問題は先生に聞くなど、解決しておくことは当然のことです。

 

間違った答えを消さずに、空いているスペースに正答を書き込む!

間違った答えだったとしても、消しゴム等で消さないようにしましょう。

自分がどんな答えを書いて間違ったのかを残しておくことは、自分の勉強の財産になります。

あとで見返せば、自分はどんなところで間違ってしまうのか、傾向をつかむことができます

また答えを書き込むときにも注意。自分が書いた答えの上に赤ペンで記入する人がいます。

これではグチャグチャに見えてしまい、見栄えもよくないので、モチベーション低下にもつながってしまいます。

空いているスペースに答えを書き込む、意外に大事なことです。

ですので詰めて書くのではなく、常に1行開けて書くなど、問題を解くノートは贅沢に使うようにしましょう。

 

できなかった問題、理解が不安な問題は必ず解説を読むこと!

問題をどんどん解き進めるのはよいですが、解説を全く見ない生徒がいます。

以前、圧倒的な勉強量をこなしているにもかかわらず、得点力がなかなか伸びない生徒がいました。

よく話を聞いてみると、できなかった問題、理解できていない問題に対し、解説を一切見ていなかったのです。

未解決のまま、ただ問題を解いていただけ。これでは成績が伸びるはずがありません。

できない問題は、自分が納得できるまで、解説を読んだり、先生に質問したりして、必ず解決するようにしましょう。

解決・納得の繰り返しが学力を伸ばします!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

読んでみれば当たり前のことばかりだな、と思われたかもしれませんが、意外とできていなかったポイントがあったではないでしょうか。

ご自身の勉強をぜひ振り返ってみてください。

勉強もそうですが、何事も基礎・基本が重要です。

せっかく勉強するのであれば、学習効果・成果がないと意味がありません。

ちょっとしたところを改善するだけで、劇的に成績が伸びた!なんてことは珍しくありません。

勉強の超基本をマスターし、効果的な学習を実践していきましょう!

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