勉強するうえで注意して欲しいこと

勉強法

今回は極めて基本的ですが、勉強する上での注意点についてお話しさせていただきます。自分だけで勉強していると意外と気がつかないものです。ぜひ参考にしてみてください!

 

 

①問題を解くときの注意

問題を解いて、その答えはどこに書きますか?問題に直接書き込んでいませんか?

答えはノートに書いて解きましょう。理由は問題集の問題を何回も解くためです。子どもたちは面倒くさがってノートに書くのを嫌う傾向があります。同じ問題を繰り返す解くことによって学習効果は増します。

私の体験談ですが、同じ問題集を7回繰り返し解いて、爆発的に成績を上げることができました。ちなみに英語の英文法問題集でした。たくさん繰り返すと「この問題は何ページくらいにあるな」くらい覚えてしまいます。それくらいまでにやりきれば、学習内容の定着が相当なものになるはずです。

ただ1つ注意点は、一つひとつの問題に対して、きちんと理解する必要があるということです。分かっていない問題をひたすら解いても効果は薄いです。分かるまで粘り強くってことですね。

 

②正しい答えを書くときの注意

自分の書いた答えが違っていた場合、正しい答えをどのように書きますか?

やっていけないのは自分の答えを消してしまうこと。「前にこんな間違えをしてしまったのか」と振り返るためにも、書いた答えは残しておきましょう。正しい答えは余白に書くべきです。

あともう1つ。自分の答えの上に赤字で正答を書き込むことはやめましょう。これをするとグチャグチャになってしまい、後から見返そうという気持ちが低下します。見た目も大切です。正答は余白に書くようにし、自分の書いた答えをはっきりした形で残しておきましょう。

③問題をたくさん解くのはいいけれど…

問題を大量に解く生徒さんがいます。特に受験が近づいてくると過去問を中心にひたすら解きまくる。それはとてもいいことですが、解きっぱなしにしていませんか?もしくは答えを見て正解か間違っているかのチェックのみで済ませていませんか?

自分の受け持っていた生徒がまさにそうでした。一生懸命に取り組んでいた生徒さんでしたが、過去問を解いて間違った問題の解決を怠っていました。問題を大量に解いていましたが、成績の伸びがそれほど見られませんでした。

問題をたくさん解くこととプラス、一問一問を大切に解き、間違った答えを確実に解決していく方が、成績アップの期待値が見込めます。きちんと解説を読み込む、分からない問題は先生に質問する、これが大切です。

勉強をしていく上で、実は意外に気づかないことがいろいろあります。自分の勉強を振り返り、以上の注意点をぜひチェックしてみてください。

コメント