
小学6年生に向けて「中学準備講座」なる講座を開講する学習塾が増えてくるかと思います。まだ塾に通ったことがない生徒さんは、ぜひ参加を検討して欲しいです。キーワードはズバリ「英語」です。
中学準備講座とは?
小学6年生を対象に、学習塾が新たにスタートする講座です。
学習塾によってそれぞれですが、小学6年生に向けて、中学校に向けての勉強を始めようというものです。
主に小学校の復習を主旨としていますが、中学校内容の予習も含まれている塾がほとんどです。
中学校から塾に通おうと思っている生徒さんも多いかと思いますが、そういった生徒さんは中学準備講座からはじめてみるのが良いです。
できるだけ早くに中学準備を始めて欲しいです。
なぜ早く始めた方が良いのか?その1つの大きな理由が「英語」にあります。
※こちらの記事も併せてお読みいただけるとありがたいです↓

中1最初にならう英語文法とは?
上記の記事にも載せましたが、新学習指導要領により、来年の中学1年生は「be動詞と一般動詞」の両方を一緒に習います。
今ままであれば別々の単元として習っていました。
be動詞をみっちり練習した後に一般動詞を勉強するというスタンスです(教科書によっては逆の場合もあり)。
ですがそれでもbe動詞と一般動詞をきちんと理解できずに、混同してしまう生徒が毎年たくさんいます。
例えば「私は野球をします」という日本語を英語で書かせると、
「I am play baseball.」
という形で、be動詞と一般動詞を一緒に書いてしまう生徒が多いです。
この間違いはbe動詞と一般動詞をきちんと理解していないために起こるものです。
英語が苦手な生徒はもちろんですが、偏差値50以上の生徒でもこういった間違いをよくします。
そんな中、来年からbe動詞と一般動詞を一緒に習うとなれば、ますます理解できない生徒が続出するのは言うまでもありませんね。
英単語学習も今から始めよう!
上記の記事でも紹介しておりますが、来年から中学校で習う英単語数が1200から1600~1800に増加します。
400~600語増えるというのは、かなりの量だといえます。
英単語が読める、日本語に訳せるのはもちろん、スペルもしっかり覚える習慣を今から身につけておくべきです。
スペルを覚えると言葉では簡単に言えますが、なかなか難しいものです。
まずは英語を書くという楽しさを体験する必要があります。
保護者が教えようとすると、覚えさせようという気持ちが選考しすぎてしまいます。
強制的に英語を書くように仕向けてしまうと、英語嫌いな生徒へと育ってしまう危険性があります。
ですのでここは学習指導のプロにお任せするのが、最も良い方法であるといえます。
最後に
これまで述べてきたとおり、来年に向けて今から中学英語の予習を行う先取り学習が極めて有効になってきます。
新学習指導要領の中で特に大変な科目が英語であると、私は思っています。
先ほどは学習塾のご紹介をいたしましたが、スタディサプリなどの通信教育もオススメです。
中学校で良いスタートを切れるように、今から中学準備をしっかり行っていきましょう。
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